ハウスクリーニングのサービスってどうなの
先日、今の家に引っ越してから初めてハウスクリーニングを試してみた。
たまたま値引き期間!的な感じのチラシがポストに入っていて、普段なら絶対見向きもしないのだけど、何故かその時だけは引っかかって嫁と「やってみるかー」という流れになって、即電話して翌週に来てもらった次第である。
家の掃除に対して、お金を払うっていうのは結婚してからもなんとなく「まあ別にアリだけどそのうちねー」という温度感だったんだけど、結局、家買って6年も経つと、素人の掃除だけでは行き届かなくなってくる。
とにかく、匂いや汚れ。非常にしつこいこいつらを完全に除去する時間や労力を考えると、正直お金で解決するというのは正しいような気がしている。
なお、エアコンについてはフィルターの掃除やエアコンの掃除用スプレーなどを使って定期的に掃除をしていても、内部まで完全にクリーンにする事は難しく、暖房をつけた瞬間にホームレスのような匂いが暖かい風と共に部屋に充満するその様は、控えめに言っても拷問か、あるいはもはや死刑に等しい。
シーズン毎にこの苦行を強いられるようになったのはここ2年くらいだったような気もするが、とにかく自分で行うクリーニングの努力に反比例するかの如く、無慈悲な毒ガスを吐き出すそれはもはやエアーをコンディションするものでは無かった。合掌。
ちなみに今回は
エアコン×3台
浴室
の計4カ所やってもらった。
お値段にすると
エアコン9,000円×3
浴室13,000円
の合計43,200円(税込み)
これをアリとするかどうかは結局の所は仕上がり次第である。
エアコン三台分
結論から言うとエアコンめっちゃキレイになった!
というのと先述の毒ガス効果が無くなりました。もう本当にこれだけで最&高。
それに加えて、風量やスイングする可動部分の動きも良くなった。
やはり匂いの原因となっていた奥の方のクリーニングはすごい。多分自分では出来ない。バラしまくって中まで掃除×3台分とか、ムリです。
これに関しては、今回他社との値段の比較とかちゃんとやらなかったので市場的にはどうなん?みたいな事は言えないけど全然アリかなと思います。
割と丁寧にやってくれたので作業の進行や終わった後の納得感みたいな物もちゃんとあった。
浴室
結論、ここは微妙だった。
要因は色々とあるけれど、まずエアコン担当と浴室担当は別の人間だったのだけど、浴室担当の提案力の無さとコミュニケーション能力の低さから満足感は得られなかった。
今回の浴室の一番のポイントはエプロン下の清掃であった。
頻繁に掃除する部分ではないため、一番汚れが溜まっていたため、ここはもうプロに任せようという事で、依頼したのだが、掃除の終盤に浴室に呼ばれたのだけど、エプロン下の汚れが全く取れていない。
「え?なに今からやるの?」と思ったが話を聞くとどうやらそうではなく、掃除をしたのだが水が流れないからこのままでいいか?という事を言って来たのだ。
汚れはこすって取った。だけど水が流れないからこのままでいいか。という結構すごい事を提案してきた。もう一周回って逆にすごい。許可じゃなくて提案という体。
もちろんそのままにしたら匂いの原因、最、虫がわくため溜まった水は全部除去してくれと言ったが、担当のおばちゃんは「今ここに水を吸い出す機材がない」と言い始めたのでエアコンのおじさんに言って機材を持ってきてもらった。
※よくよく調べたらウチから歩いて5分のとこに事務所あった。
その間、浴室の仕様の確認でメーカーのカスタマーに連絡取りながら機材の到着を待つ。
※浴室の仕様としてエプロン下の排水機能については排水溝のサイズが極端に小さいため、水はけが悪く、溜まった水が抜けるのにも半日はかかってしまうらしい。正直謎&クソ仕様だと思うけどそれはまた別で。
でっかい注射器みたいなのでとりあえずエプロン下の排水を完了させてもらい、とりあえず浴室は完了した。
浴槽や棚や蛇口部分もキレイにしてもらったがエプロン下についての適当な仕事(をやろうとしたあたり)見てしまったのでなんともモヤモヤが残ってしまった。
ハウスクリーニングについて今回思ったのは、とにかく担当者との認識合わせ、報告の徹底がお値段の妥当性に繋がってくると思う。
本当に、ここらへんは担当者の相性みたいな所とか、掃除前の擦り合わせとかが大事になってくるけどここが抜けると終わった後になんかモヤモヤが取れない。
今回、直接担当する人間と事前の打ち合わせの人間が違ったのが結構痛かった。
最終確認すればいいわけだけど、最後に「いや違う」とかなるのも微妙だし。
あと、各担当のスキルの差みたいな所もやはりあるんだろうなと感じた。
浴室担当の方、若干不安な所もあり、ここは依頼したタイミングでは分からず、結局実施後にどうだったかという判断をするしかない。
結論
基本的には満足。定期的にハウスクリーニングを依頼するのはアリ。
ただし業者の選定はノリでやらない方が納得できる。
絶対的な値段ではなく、値段に対して結果が見合うかどうか、という相対的な判断をしましょうという教えでした。