pantune log

webディレクターの日々の記憶

ダブルインカムって響きから感じる嫌悪感の話

自分では言わないけど35歳〜の人の口からよく聴くダブルインカムって言葉。

意味としてはダブルのインカム(収入)
一世帯で二つ以上の収入口がある事を指す。

用途としては
「いいよなーおまえんちはダブルインカムで。月収80万くらいじゃないの?」

「ウチは嫁が働かないからダブルインカム羨ましいわー」

とかこんな感じ。
主におっさんの愚痴としての用法かと思うくらいに聴くだけもったいないレベルの使い方。

飲みの席だから許してやるがシラフでこれ言われたら頭はたくぐらいはしますよ本当に。

まず、これほどまでに愚痴としての横文字感の強さねーなっていう。
ドヤ顔でアグリーですねって言うぐらいねーなと思う。

世帯年収で比較すれば確かに2人働いている方が多いけれど、ただ、それを選んだのは各ご家庭の判断なのだから。

自分で選んでおいてダブルインカムを羨むような発言をしている人間は、仮にダブルインカムであったとしても結局は他人を羨んでばっかりになるんじゃないかと思う。

大人が判断して、選択してやっている事に対して、いい年したおっさんが恥ずかしげもなくダブルインカムなんて言葉で知ったような口をきいているようでは、その先がとても不安である。

隣の芝が青く見えるのは仕方がないが、それをそのまま口にするのは大人としてはかっこ悪いよね。

愚痴っぽいおっさんにならないように自戒を込めて

Apple Music・AWA・LINE MUSIC使ってみた感想

サブスクリプションのモデルの音楽サービスの3強と言った感じか

2015年は何かしらの契機になるような年のような気がする。

 

gori.me

 

もう散々比較はされているので細かい事は置いておいて

3サービスを使ってみた感想をざっくり。

 

Apple Music

単純に楽曲の配信数で言えばApple Musicが今の所最強。

特に洋楽なんかはダントツだと思う。

大体聞きたい曲があるし、なんとなく流すにしてもこれだけあれば十分。

ただ、配信楽曲数は今の流れで言えばそれだけでは弱いような気もしてる。

配信サービスは楽曲を売るという事以上に、体験を売るという事も重要。

Apple MusicのデザインやUIには「どんな物が出て来るんだろう」という期待が大きかったのだけど、正直な所あんまりピンと来なかった。

使いやすいかどうかと言えば、微妙だなーという感じ。

もちろんラジオ機能なんかは素晴らしいと思うし、使い慣れたiOSのUIに準拠してる事もあってハードルは低いと思う。(だけど準拠してるか?って思うような所も所々にあるけど)

僕の使い方としてはApple Musicを通して見つけた(もしくは再び出会った)アーティストをキープしておいて、後でじっくりと聴くという事をしたいのだけど、どうにも使いにくい。

For youのレコメンデーションとかフォロー中のアーティストは分かるんだけど、音楽に出会うという側面に対して、固定の聴きたい音楽へのアクセスという方法をもっとシンプルにしてもいいんじゃないかと思った。

 

AWA

この3つの中では一番使いやすい&世界観が確立されている気がする。

Apple Music同様に音楽に出会うという事も出来るし、なおかつ自分のプレイリストを共有するという楽しみ方も出来る。

レコメンデーションの精度はもう少し上がるといいなーとは思うけど

個人的にはプレイリストを作るのが面白い。

AWAはユーザーとの繋がりを楽しめるのが強い。

そしてその繋がりはLIKEのように同意を得るのではなく、音楽を軸としてプレイリストをフォローするという形で実現されている。

ソーシャル的な機能の便利さとその裏に隠れているLIKEのうざさは世にあふれているSNSを使っていれば人によっては感じるだろう。

言葉も不必要なLIKEもいらないから、本当に必要な事だけで繋がれればいい。

プレイリストの共有の上限が8曲というのは、本当に厳選されたプレイリストによってプレイリストのクオリティを上げたいという狙いもあるとは思うけど、個人的にはここの上限をもう少し上げてもらえると嬉しいなと思う。

 

LINE MUSIC

楽曲の配信数で言えば国内勢のAWAとLINE MUSICにそんな差はないと思う。

LINE MUSICは音楽に出会うというよりかは、音楽を使ったコミュニケーションに特化したという感じ。

LINEがベースになっているので、リアルの繋がりの中でスタンプ的なコミュニケーションに音楽を使う。

感覚としては着うたとかのガラケー文化の匂いがする。

これはAWAが30代〜をターゲットにしているのに比べてLINE MUSICはもっと若年層を狙っているから、よりライトな方向にしているというのと、ベースとしてLINEがある以上はその広がりを想定するのは当たり前の事だと思う。

ただ、個人的にはそういう使い方にはあまり興味がないので正直な所で言うとLINE MUSICを使う理由はあまりない気がする。

UIで言うと、LINE MUSICはとにかくスピード勝負だったのかなという感じであまり細部まで細かくこだわった感じはない。

プレイヤー画面へのアクセス方法やドロワーメニューの勝手などは、あまり音楽を聴くという行為自体への想定があまりされていないと思う。

ただ、若い子がLINEというプラットフォームで遊ぶという点においては優先度としては高くないのかなという気も。

 

まとめ

結論としては3サービスともまだ無料期間なので聴きたい曲によって使い分けている状態。

無料期間が終わって「さあどれを使うんだ」という時が来た時に選択肢として残るのはどれだろう。

インディーズや日本のヒップホップが充実してくれるとAWA使いたいんだけどなあ。

Apple Musicは自動継続してしまうので忘れないようにしないと。

果たして今年の夏は何を使ってどんな曲を聴くか。

 

口がすべっても言えないが余力があるのでSwiftに挑戦してみる記録②

前回更新した時に

対して仕事もきつくねーし余力を持って回せてるわー余裕余裕!

と調子のった直後に、案件にアサインされまくって

なおかつ、家庭のイベントの方も白熱してきて

思ったよりかは余裕余裕でもなくなってきた俺マジかよ。

 

pantune.hatenablog.com

 

という事で前回からの進捗としては

Xcodeの最新バージョンを用意して

このタイミングで滞っていたMac OSも新しくして

入門のハードルが低そうだったので本を購入してみた。

www.amazon.co.jp

 

なんでもそうなんだけどとりあえず入門の本は

どんな分野でもカラーじゃないとダメなのと

色々と評判良さそうだったのでとりあえず本読みながら

playgroundで記述を学びながら遊んでみてる。

 

結論、現時点ではとても面白いぞ。

しかし、この面白さをうまく表現できないのと

多分、俺の進捗具合はハンパなくしょぼいので

とりあえず記録としてだけ残しておく事にする。

 

仕事の方はキャパ全然余裕っす宣言をしてしまったので

これからタスクが増えていく事でしょう・・・

愛されるサービスを作る事にこそ価値がある

色々とwebの制作やサービスに関わってきて数年。
サービスにとって一体何が必要なのかを改めて整理して考えてみた。
 
なんでうまくいかないんだろう、とか
まったくグロースしないよー、とか
それには絶対的な理由がある。
 
webサービスと言ってもそれは
世の中にあるサービスと何ら変わらないので
何か問題を抱えているのであれば、それは一つ一つ解決していかないといけない。
 

ユーザーが利用する事

当たり前だけどユーザーがいない限りサービスの成長はありえない
ユーザーが利用するという事、これもブレイクダウンしていくと色々とある。
 
これまでサービスを使った事の無い人間をいかにサービスに流入させるか。
認知させる➡流入させる➡入ってきた人間を逃さない
認知から流入まではサービス外の話。
(もちろんユーザーのニーズにあった打ち出し方といざサービスに入ってきた時のマッチ具合が大事だけど)
 
一旦ここは割愛して中の話に限定してみる。
 
 
問題は、入って来た人間をいかに逃がさないようにする事だ。
掴んだお客さんは逃がしたくない。当たり前だけど。
逆に考えてみれば、なんで逃げてしまうのかという事を考えてみる。
 
なんでお客さんはいなくなってしまうんだろう。
大きく三つ自分なりに考えてみた。
 
  • サービスに入りにくい
  • 使いにくい
  • 自慢できない
 
ユーザーはデメリットと感じてしまう事があればあるほどすぐに踵を返していなくなってしまう。
ユーザーにとってのメリットを提示出来なければユーザーを獲得する事は出来ない。
競合他社の方が優れていれば、もちろんそちらを利用する。
星の数ほど世の中にはサービスがあふれているのだから。
 

サービスに入りにくい

表示速度が遅い
まずはストレスなく使いたいのに表示の速度が遅くてはそもそも使う気になれない
新規の獲得に限らず、表示速度は大きな問題だ。
何かしらの理由はあるだろうけど、大前提としてここに問題があるのであれば
根本的な問題として真っ先に解決しなくてはいけないと思う。
どんな施策を打ってもここが解決出来ないのであれば打つ施策の効果は100%ではなくなる。
 
サービス理解まで時間がかかる
どんなサービスかすぐに分からなければ、ユーザーは滞在を諦めてすぐにどこかへ行ってしまう。
※飲食店に例えれば、何を食べられるのか分からないお店で食事をしようという気にはなれないはず
言葉であれ、イメージビジュアルであれ、サービスを理解してもらえる仕掛けがあるのかどうかが大切だと思う。
 
良い所が分かりにくい
このサービスを使う事でユーザーにとってはどんなメリットがあるのか。
コミュニティ系のサービスであれば、どんなユーザーと関われるのかどんなテーマでコミュニケーションを取れるのか
またその結果としてユーザーの生活にどんなメリットをもたらすのか。
サービス理解にも近しいが、メリットのないサービスを使うユーザーはいないので
どんな事が出来てどんなメリットがあるのか明示してあげる必要があると思う。
 
 

サービスが使いにくい

画面内で迷いやすい
何をどうしたらいいのかが分からなければ諦めてしまう。
1画面における情報量は的確か、ユーザーのタスクが多岐に渡っていないか。
文言やレイアウトは適切か。
登録のフローは複雑になっていないか。
あまりじっくり考えなくても分かりやすい作りになっているのか。
複雑な迷路を好き好んで歩く人はごく稀なケース。
 
ナビゲーションが分かりにくい
アイコンは多すぎないか、情報のレベルが階層として正しいか、ラベリングは適切か、
グローバルナビゲーションとローカルナビゲーションは最適なのか。
目的にたどり着くためのナビゲーションが明快であるかどうかは大事だ。
色んな都合で増え過ぎた情報がもしあるのであれば、それは技術的な問題以前に「決め」の問題である場合が多いように思う。
こちらの事情は関係ない。ユーザーにとって使いやすい物を提供するべき。
 

自慢できない

知り合いに薦めたくならない
これは完全な主観でしかないけど、所謂「イケてる」サービス感があるのかどうか。
サービスを使っている事自体がユーザーにとってステータスになればバイラルによって広がっていくケースもあり得る。
それは「かっこいい」「かわいい」というユーザーの主観もあるし
「これがあると助かる」「ないと困る」という便利さに根付いた物もあると思う。
ターゲットによってここの軸になる物は変わってくると思うけど、共通して「知り合いに薦めたくなるか」という指標は大事だと思う。
僕は個人的な基準としては自分の嫁に薦められるかどうか、という事を基準として考えている。
 
 
 
 
もちろん原因はもっともっとある。
でも常に思うのは、サービス提供側が一体どこを見て
どんなゴールを目指して、施策を打っていくのかというのが大事だと思う。
 
データ分析とかグロースハックとか
手法の前に、まずは一体そのサービスが実現しようとしているのか
ユーザーにとっての価値、サービスのコンセプト、世界観というものが
根底にあってこそ、手法は活きてくる。
 
もし、何をやってもうまくいかない事があれば
一度、本当にサービスとして大切な事は何かという事を
立ち止まって思い返してみる事こそが、真っ先にやらなくてはいけない事だと思う。
 
手法はそれを実現するための物。
目的と手段を間違えないようにするための自戒でした。

口がすべっても言えないが余力があるのでSwiftに挑戦してみる記録①

会社での異動により、少し前よりも仕事のボリュームが少なくなったので

必然的に退社時間も早くなった。

 

しかし突然退社時間が早くなったからと言って

何をするのかと言えば、なんというか家に帰ってご飯食べて

早い時間に寝るとか、曲作ったりとか、ランニングするとか

なんかすぐに飽きそうな事しか思い浮かばない。

 

3日ほどそんな生活を過ごしてみたのだけど暇で仕方ない。

 

あー、なんかこれはこれでいいのかもしれないけど

こんな規則正しい生活を送るのが数年ぶり過ぎて

いざ安定的な時間の過ごし方をするのはなんというか

もったいないなあ、と思ってしまった。

 

本当にもったいないなあっていうのが正直な感想。

 

仕事がらディレクションやら情報設計というのは

仕事があるからこそやるのであって家でやる事でもないし

何よりも、ゴールがない事を勉強するっていうのが性格に合わない。

(というかそもそも対象がない)

 

形になりにくい物事の勉強っていうのはプロセスであってそれ自体は目的になり得ないのです。(極めて個人的に)

 

ということで

帰りに千代田線の中で本当パッと思いついたので

iOSアプリ作ってみよ」

 

という事になりました。(しました)

特に理由はないけれど、なんかやった事なくて

なおかつ、アウトプットが形として分かりやすい物がいいなーという事で。

 

ちなみに僕の現段階で出来る事と言えば

HTML/CSS/JavaScript(読んだりライブラリ使う程度)

本当これくらい。

しかもここ3年くらいは実務で書いたりしていないので

恐らく、最弱クラス。

 

ドラクエ3で言えばまだアリアハン辺りだし

これからルイーダの酒場で仲間を探そうとしているし

FF6で言えば魔導アーマーに乗ってナルシェに向かってる途中だし

ロックマンで言えばまだロックバスターしか持ってないし

えーと、もういいや。

 

とりあえず環境をそろえなければ

ということでXcodeをインストールしているのだけど

まだ1時間くらいかかりそうなので

インストール中に心が折れないように

とりあえずブログに記しておく。

 

とりあえずQiitaとかで色々と情報を読み漁る。

くっそ多分Xcodeの使い方が微妙に分からん。

勝手に頭の中でFlashのインターフェースが浮かんだのはきっと幻だ。

というか今日はもしかしてXcodeインストールしておしまいかね。

初日しょぼー!

 

仕事は仕事で忙しくなったらそれはそれでいいんだけど

たまにはいつもと違う事をした方が有意義かなと。

とにかくなんとか一本アプリを作るまではやろう。

 

PS4買おうとしてたのやめてよかった。危なかった。

独自でやるから餌を使ってみた

組織も変わって、仕事で使うツールがエンジニアがセレクトしてくれた

esaに変わってちょっと経った。

 

esa.io

ドキュメント類をまとめるツールです。

最初、ディレクトリの作成方法とか記事の削除方法とかが全く分からなかったけど

慣れてくるとスッキリとした見た目とシンプルな使い勝手がなじんでくる。

 

markdown記法もまだ少ししか覚えてないけど

慣れてくるとドキュメント作成するのめちゃくちゃ楽。

 

ちなみに以前はある程度所属していた事業部の規模が大きい事もあって

ここらへんのツールは一元管理でAtlassianのやつを使っていたんだけど

既にこちらに戻れない。

www.atlassian.com

 

Confluenceが別に悪いというわけではないですよ!

ただ今の所はシンプルにまとめるドキュメントが多かったりするので

GUIアプリケーションのようにマウス動かすとなると余計な動作になってしまうため

markdownでささっとキーボードだけで完結する方が時間も短縮出来るという。

 

やっぱり仕事は楽をしたいですね。

 

春の卒業シーズン〜とあるラーメン屋とのお別れ

亀有に引っ越して5年。

この5年間僕のお腹を満たしてくれていたラーメン屋が

2015年の3月29日の営業を持ってその第一幕を閉じた。

 

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ラーメン屋と言ってもお酒も飲めるし

いちいちおつまみのクオリティも高いし

店長(ボス)のお客さんとの向き合い方とかそういうの含めて

プロ意識の高い、とても居心地の良いお店だった。

 

お客さんにもお店のスタッフにも

愛情を持って接してくれたボスの懐の広さは単純にすごいなと思います。

 

第2シーズンを楽しみにしているけど

やっぱり無くなったらまた食べたくなる。

 

ラストの営業日と最後の打ち上げに顔出したけど

こんだけ愛されているお店ってあんまり無いなあって思った。

打ち上げは店内が、もうすごい事になってたけど。

 

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早くまたボスのラーメン食わせてくれー

5年間ごちそうさまでした。

 

tabelog.com