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webディレクターの日々の記憶

自己満足でwifi環境を用意してきた

先週、奥さんの実家にwifiルーターを設置しに行った。
両親共にAndroidに機種変更したのと、インターネット使える環境だったので折角ならwifi繋げるようにした方が何かと便利かなと思ったので。
 
ところが、これが余計な事だった(かもしれない)
ルーター設置して、Androidで繋がった所までは良かったのだけど、どうもメールが送れないとの事。普通にブラウザは使えているのになんで?という気持ちだったのだけど、どうやらキャリアのサービス(docomoだとショートメールとか)はdocomoIDと紐づけないとwifiが使えないらしい。
 
 
そう、親世代はキャリアのメールを使う 。
 
 
僕はキャリアサービスなんてもはや使っていないためまったくその頭が無かったのだけど、お父さん達世代(というかガラケーからのスマホへの乗り換え)はキャリアサービスこそが携帯電話で使うツールの全てだったため、通話以外の連絡手段が完全にwifiだとストップ。キャリア回線使えばいいのだけど、これまでそんな事知らなかったので軽くショックを受ける。
 
ホーム画面に広がるdメニューやらd系のサービスのアイコンを見ると殺意を覚えるレベル。
(完全なる八つ当たり)
 
 
そうなるとwifi環境はあまり必要ないわけでせいぜいあるとすれば俺が嫁の実家に遊びに行って暇な時にPC持っていけるようになったというくらいだろうか。
 
 
docomoショップでそんな説明なんてあるわけないし、そもそもdocomoIDとgoogleアカウントの違いが分からない人がそんな所まで気がつく訳がない。
 
「仕様です」の一言で終わってしまう話だけど、本当の本当にキャリアの商売ってどうなんだろうって思ってしまった。携帯買い替える時だってショップの店員のオペレーションなんてとにかく色んな物をセットで売ろうとしたり、店頭アフィリエイトだってうんざりするような量だ。
 
お父さん達が機種変更しに行った時なんかAndroidにするって言ってんのにiPadを薦められるわ、itunes cardをやる、と言われたり年会費1万のよく分からんカードを薦められたり一向にゴールにたどり着く気配も無く、手続きだけで4時間弱。
 
そんな事で時間使うよりももっとサービスの価値を高めるやり方はいくらでもあるだろう。キャリアの価値ってのはなんなんだろうね。
 
もはや土建屋として存在していれば良くて消費者が選択を間違わないようにするしかない。
 
 
今度は自分の親がスマホに乗り換える時についていかないとダメな気がしてきた。
 
 
 
という事で義父の部屋のテレビにぶっ刺してきたchromecastはまだまだ陽の目を見る事はないのだろう。