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webディレクターの日々の記憶

攻撃対象としての妊婦

たまにニュースとか記事とかで見かけるマタニティマーク問題。

所謂、妊婦に対しての思いやりを意図したはずのマークがいつの頃からか、「こいつは妊婦だぞ!」と知らせ、結果として攻撃対象として認識されてしまうというアレ。

 

www3.nhk.or.jp

 

これ実際にそういう攻撃をしている人を見かけた事がないから、実感としてないんだけど、やっぱり世の中狂った人間はいるよなあと思う。

小学生の頃、自転車に乗って追い越したおっさんに自転車を蹴られて転びそうになった事があったんだけど、自分よりも弱かったり、不利な立場にいる人間に対して一方的に危害を加えるって普通に考えたらもうキチガイレベルの行動だよ。

怪我したり、最悪の場合死ぬ事もあるわけで、いざそうなった時のリスクまでちゃんと考えられているのか、いやいない(反語)

 

マタニティマークに限った話をするとこれなんか、母体に加えてお腹の中の赤ちゃんもいるわけで、非常に弱い立場にいる人間に対して、言動にせよ、行動にせよ危害を加えるのってなんなんだろう。

さらに言えば、そのお腹の子は将来おまえを支えてくれる人間の一人になるわけだ。子供っていうのはもうそれだけで偉い。はずなんだが。

 

こういうのってもっと優しくなろうよなんて言葉ではきっと何も片付かないんだろうな。メリット・デメリットをもっとアホにもわかりやすく説明した方がよいのかな。もしも自分が被害者の側に回ったら冷静でいられるだろうか。そして自分が知らないうちに加害者になる可能性だってゼロではないかもしれない。

 

世の中の許容範囲が狭くなってきている気がして息苦しい。