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webディレクターの日々の記憶

2015年のお仕事振り返り

年末限定エントリー。

いつもこの時期になると何かしらを振り返ったりしてるけど

使い古された言い回しをすると「一年が早い」

 

365日は人間に平等に与えられた時間だというのに、時間の感じ方は平等ではない。無情。

心の中のキャンドルにフーッと風が吹いたら消えてしまうと思う。

 


Mr.Children「365日」Mr.Children TOUR POPSAURUS 2012

 

 

夏休みが終わると年末まであっという間なのなんでだろうって思うけど

よくよく考えると毎年夏休みを10月とかにとっているからだろうな、と。

当たり前だろうな、と。

 

 

そして仕事関連のブログをアメブロに書かないのは

ライトなテーマはアメブロにしてるだけって事なので特に深い意味はない。

 

アメブロはごはんの事ばっかり書いてるよ!

ameblo.jp

 

さて2015年も中々激動だった。

激動って言うと仕事での環境の変化が短い間隔であったという事と

心の動き的にも色んな変化があったなーという事。

 

トピックスとしてはこんな感じ。

 

  • 異動多かった
  • 心折れかけた
  • 初めての環境
  • 職域について考える機会

 

異動多かった

今年は一年で二回異動した。

これが多いかどうかは人それぞれだと思うけど、多分間隔が短かったからなんかすごい異動してる感があったのと、一旦子会社に出向してたって事もあるからだと思う。

極めて個人的な体感として、異動多かった!と言っておく。

(別に不満とか一切無いです)

 

春くらいに事業的な判断で去年の夏からいた部署から、全く新しい環境へ。

個人的には結構ビックリした異動先だったのでワクワク半分ソワソワ半分。

新規事業の子会社へ出向という形で異動。

 

その後は、また本社へ戻るのだけど

今度は歴史の長いサービスをやってる部署へ。

これもまた、予想外という感じだったのだけど、今までずっと歴史の短めのプロジェクトが多かったので逆に新鮮でもあった。

 

そこで4ヶ月ほど色々とやらせてもらった後に

今度は異動じゃないけどセクションがちょっと変わった。

 

異動が多いとその分、頭を切り替えないといけないので

そこのスイッチの切り替え方みたいなのはここ数年で一番早かった気がする。

 

心折れかけた

正直、二度目の異動の際に心折れかけました。

今思えば大した事ではなかったのだけど

異動が決まった時は、自分の力及ばず、なんでもっとうまくできなかったんだろう、とか

何も形残せてないんじゃないか、とか

ここにいる意味ないんじゃないか、とか

なんか非常に心の隅っこに影を落としたような感覚。

色々な方にフォローしていただいたが入社以来、初めてくらいに落ちた。闇墜ち寸前。

 

多分、うまくやろうとしすぎたというか

新しい環境で新しい仕事という事に気負いすぎてたのかなーと思う。

 

2週間ほど闇墜ちを満喫した結果

特に何かキッカケがあったわけでもなく気づいたら元の世界に戻ってこれた。

今回限りは時間が解決してくれたんだと思う。

時間、マジ神。

 

初めての環境

闇墜ちも飽きたので、気持ち新たに次のプロジェクトへ。

ここで入社以来、初めての規模の部署。

 

とにかく人が多い!っていうのが最初の印象。

幸いにも何年か在籍していると自然と知り合いも増えて

異動先にもちらほらと知っている人がいたので、全く分からない環境ではなかった。

しかし、サービスの仕様とか、多岐にわたるドメイン

運用ルール、ロール毎の席、様々な役割、決裁権はどこだ!とかうんぬんかんぬん。

 

プロジェクトも変わればルールも変わる。

当たり前の事だけど、プロジェクトは生き物。

これまでの経験は役立っても、これまでのやり方が通用するとも限らない。

 

この頃になると肩に入った変な力は抜けてたので

フラットにやろうという頭になってた。

 

実際、横断的な仕事が多かったのと

いろんな人と関われたりしてるので、そういうのも良かったのかなと思ってる。

 

ブラウザからアプリまで色々とやれたし

今まで自分でなかなか出来なかったクリエイティブの効果測定とか

そこらへん結構張り付いてやれたのも楽しかった。

 

人数が多いが故に思うように進めにくいみたいな事は往々にしてありえるけど

大抵の事はコミュニケーションで解決する、とは今でも思っている。

 

職域について考える機会

正直、自分の職域を意識したら負けかな、とか思ってる。

あと書面上での自分の職種。

 

もはや僕が何者なのかという問いはするだけ無駄。

今まで食ったパンの枚数なんて覚えてないだろ。

そう、無駄。

 

で、僕が今何をやっているかというと

ディレクションが業務の中心になるわけで。

9月くらいに開催されたディレクター合宿に呼ばれた。

 

ゲームから広告、メディアまで

ディレクションを行う人間が集まったわけだけど

改めてディレクターという職域について考える良い機会になった。

 

「なんでも屋」「仕切り屋」「雑用」「サポート」「コーチング」

 

プロジェクトによって役割がここまで変わる職種も無いだろうとは思うけど

結局、なんでこんなによく分からない形容をされがちなのかと言うと

最終的にディレクターは「プロダクトに責任を持つ人」なのであって

そのためにはプロジェクトの状況に合わせていろんな事をやっていくからだなと。

 

だからアウトプットがわかりにくくなるというか

粒度が大きすぎるというか

プロセスでは色んな事をやっているんだけど

それ自体が評価にはなりにくいというか

 

ディレクター合宿ではここらへんの再定義が中心と

ここからさらに質を高めていくための取り組みとして

ディレクター組合が発足された。

 

労働組合のような、なんとも言えない言葉の響き。

でも組合くらい固いネーミングの方がディレクターには向いてるのかもしれない。

勝手なイメージだけど多分、ディレクターってキラキラしてないからね。

 

ディレクター組合は目下、水面下で活動中。

僕も一員として参加させてもらっているけど

年明けになんらかの形でアナウンスをすると思う。(今の所は社内限定)

 

こういう職種についての取り組み自体が

僕としては初なので、割と楽しくやれてると思う。

というより、よりメジャーな所で話を出来るっていうのはとてもありがたい。

心が救われますね。

 

まとめ

なので2015は色々とあったと思うけど

フルボッコにされて、立ち上がって、さらに色んな事を考える機会が多くなった

そんな1年だったと思う。

 

年末に改めて振り返ると、結構どの出来事も今に繋がっているので

悪い事ばかりじゃなかったかなという感じ。

あとこういう出来事を経て、なんかフラットに考えられるようになったというか

変なこだわりみたいな物もなくなった気がする。

今さら大人の階段登った感。

 

来年は、最近ちょっと足りていないなと感じるのでインプットとアウトプットを定期的に行っていこうと思う。